アルフィーと言えば? バート・バカラックの名曲・代表曲をたしなむの巻

『大御所でありながら、渋谷系、ソフトロックなど様々な影響力を持つアーティスト』

きっかけはIkkoさん(お薦めYoutuberで紹介が映画評で「アルフィー」を紹介していたこと。映画は2006年にリメイク版が出ていたのを知ると同時にテーマ曲が聴きたくなり、検索。そこで素晴らしいギター演奏に再会してから、芋づる式にバカラックの曲を聴きまくってしまいました。今回は、大御所でありながら一筋縄ではいかない魅力を持つ彼の曲を、ハマったきっかけと共に紹介したいと思います。 “アルフィーと言えば? バート・バカラックの名曲・代表曲をたしなむの巻” の続きを読む

なぜプログレだけリバイバルしないのか?ソフトマシーン来日公演に思う

『ソフトマシーンが来日していた』

テクノ、パンク、グラムロック、80年代ポップス等、数多ある音楽ジャンルは、大抵一度ぐらいはリバイバルしている。だが、プログレというジャンルのみ、70年代の最盛期以降まともにリバイバルしたことがない。個人的には世界の七不思議の一つに入れてもらいたいぐらいである。今回の投稿では、ソフトマシーンの来日公演を機に、リバイバルしない理由とともにプログレの魅力について改めて考えてみたい。 “なぜプログレだけリバイバルしないのか?ソフトマシーン来日公演に思う” の続きを読む

魅力的な変則ギターと言えば?

  1. 『やはりのジャガー・スペシャル(カート・コバーン使用)からPVで発見した意外なものまで』

以前の投稿では、フェンダー、ギブソンの定番モデルを紹介した。今回扱うのは、以前紹介しきれなかった変則モデル。遠目には定番のギターかと思いきや、よく見るとピックアップが変わっていたり等、ファンには堪らないモデルだ。 “魅力的な変則ギターと言えば?” の続きを読む

パンク映画といえば誰? アレックス・コックス3部作を堪能②

『代表作「シド・アンド・ナンシー」、必見カルトムービー「レポマン」、そしてシド・ヴィシャスの使用ベースは?』

アレックス・コックスの魅力とは何か?今回はその魅力の理由を初期の2作品をもとに語りつつ、シド使用のベース、最後に最もお薦めしたいパンクSF映画の「レポマン」を紹介します。

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パンク映画といえば誰? アレックス・コックス3部作を堪能①

『シド・アンド・ナンシーで名を馳せ、豪華俳優やミュージシャン達を巻き込んだ監督』

伝説のパンクミュージシャン、シド・ヴィシャスを描いたシド・アンド・ナンシーで注目されたアレックス・コックス。タランティーノの先駆けとも言われる彼自身が、まさに映画界のパンク的存在でもある。

カルト映画のイメージが強いコックスだが、その出演陣は豪華だ。

「ストレート・トゥ・ヘル(1987年)」: デニス・ホッパー(イージー・ライダー)、ジョー・ストラマー(クラッシュ)、エルビス・コステロ、ジム・ジャームッシュ

「シド・アンド・ナンシー(1986年) 」: ゲイリー・オールドマン(2017年アカデミー主演男優賞受賞)

「レポマン (1984年)」: ハリー・ディーン・スタントン(パリ・テキサス)

先鋭的でありながら豪華キャストを集め、まさに見る者をワクワクさせてくれる監督だった。そんな彼の魅力溢れる「パンク映画3部作」。今回は「ストレート・トゥ・ヘル」と、その関連作品を紹介する。 “パンク映画といえば誰? アレックス・コックス3部作を堪能①” の続きを読む

映画音楽といえば誰? ニーノ・ロータをたしなむの巻

『ゴッドファーザーで有名だが、フェリーニ作品には欠かせない作曲家』

前回カンヌ映画祭について書いた際に、巨匠編で紹介したフェリーニ。フェリーニワールドを回想しているうちに、その重要なピースである、ニーノ・ロータの曲を聴かずにはいられなくなり、久々にどんなアルバムが入手可能か探してみた次第。

ゴッドファーザーのテーマにとどまらず、数多くの名曲を残してきたニーノ・ロータ。様々なバージョンがアルバムに残されている中、オリジナルが聴けて、内容的にもこれなら満足というアルバムを紹介します。

映画音楽のアルバムチョイスは慎重にやらなければならない。なぜなら、オリジナルと違うバージョンにがっかりするかもしれないからだ。いきなりサビから始まるアレンジになっていたり、重厚なストリングスが寂しげなギターの響きにかわっていたり…。もちろん別バージョンなりの魅力や楽しみ方はあるだろうが、まずはオリジナルを堪能し尽くすところから始めたいのだ。

そんなわけで今回は、「ゴッドファーザー」「フェリーニ作品」のオリジナルを楽しむならこれ、というアルバムを紹介します。 “映画音楽といえば誰? ニーノ・ロータをたしなむの巻” の続きを読む

BABYMETALのオマージュアーティスト特集+新たに分かった新曲ってどうよ?

『Elevator girl(仮)とTattoo(仮)も登場』

新たな2曲は「Distortion」と違って、まだオフィシャルには発表されてはない模様。両曲の感想を書く前に、

まずはこれまでのBABYMETALを振り返り、「なんじゃこりゃ感」や「ニヤッ」のもとである、オマージュアーティストや曲を挙げてみたい。 “BABYMETALのオマージュアーティスト特集+新たに分かった新曲ってどうよ?” の続きを読む

BABYMETALの新曲「Distortion」ってどうよ②

「女子ダンサー(YUIとMOA)は必要か?」

こんな問いかけをすること自体、炎上のネタになるかも。でも実は、もともとBABYMETALにおける女子たちの存在意義について、ここで書くつもりでした。そして今回の新曲では、まさにそれが格好のネタになってしまったわけです。

ちなみに自分は、YUIとMOAなしでも(音的には)全然問題ないクチ。(再び断っておくと、自分はあくまでBABYMETALファンです!)
まずはその理由について書いてみたいと思います。 “BABYMETALの新曲「Distortion」ってどうよ②” の続きを読む

BABYMETALの新曲「Distortion」ってどうよ①

「ネタ切れの危機?」

BABYMETALから久々の新曲が出ました!なのに早速ネガティブなことを言うとは何事かと思われるかも…。断っておくと、自分はBABYMETALファンです。でも今回の新曲に対する正直なリアクションは??????です。その理由を書いてみたいと思います。 “BABYMETALの新曲「Distortion」ってどうよ①” の続きを読む